この前 家の大掃除をしていたら、私が若いころに読んでいた文庫本が
何冊か出てきました。その中で最近また読みたいなと思ってた本が、
泉 優二さんの ウインディー シリーズです。
ウインディーⅠ、ウインディーⅡ、チャンピオンライダー、の3部作 大作です。
あらすじは 1970年代から1980年代 今のモトGP選手権が
コンチネンタルサーカスと呼ばれていた時代 一人の日本人プライベートライダー
杉本 敬が 人生のすべてをレースに注いだ 半生を書き綴った物語です。
野心、挫折、どん底からのカンバック、友人の死、家族の絆、友情、恋愛
あらゆる要素がてんこ盛りに含まれたストーリーです。
巨人の星 世代の私は こんなスポコン物語が大好きで2日で3冊一気に読みきってしまいました。
カンバック後の杉本敬は一人娘のアンナと二人で レースへ転戦する中で
父と娘の微妙な距離感 子が親に対する盲目的な愛情 それをもてあまし消化しきれない父親
そして恋人や妻へとは違う、親が子を思う無償の愛情。
親が自分の子を殺し、また子が親を殺す そんな殺伐としたこの時代
こういった愛情の形が 希薄になっているのかもしれません。
娘を持つ父親となって ふたたび読み返してみると感慨深い思いがわきます。
またこの小説の中では、キャブセッティングやサスセッティング、レーシングマシンの
描写が、とてもリアルでその辺も マニア心をくすぐる部分です。
昭和に青春時代を送った おじさん世代にはぐっと来る1作です。
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