念願かなって やっと手に入れたXT500
私の手元に来たときの状態は
燃料タンク シートはデットストックだった
新品が取り付けてあり ピカピカでした
キャブもOHしてあり エンジンもすこぶる
快調でした 古い 凹んだタンクと
破れたシートも譲ってもらい休日はいつも
近場の ショートツーリングを楽しみました
そうして XT500を乗り回しているうちに
ある違和感を覚えるようになりました
私が長年思い描いていた XT500の
片側2斜線の交差点を ローギヤのまま
ほぼ渡りきる ロングストロークの 鼓動感
自分のXT500は 交差点を渡りきるまで
引っ張ると エンジン回転が 上がりすぎて
ダッダッダッダッという歯切れ良い所を超え
途切れないダーーーーーーーという 連続音
になってしまいます
大昔の 一瞬の記憶ですから デフォルメ
されていたのかなぁ~ 位に思っていました
ある日頼んでおいた 復刻版のマニュアルと
パーツリストが届き パーツリストを見ると
XT500のスプロケットは 前後合わせて
全部で8種類 えっ 自分のXT500を
見てみると フロント14T リヤ46T
が付いていました
前の持ち主は このXT500を買った当時
オフロード走行をメインに使っていたと
言っていたので たぶん低めの セットに
あえて変えていたのでしょう
早速もっともハイギャードになるセット
16T 40Tの組み合わせに代えてみました
今後XTでオフ走行をすることはないので
イメージどうりのダッダッダッダッで
交差点を 渡りきることが出来ました
巡航70~80km/hぐらいで
丁度歯切れのいい ところが来て
ますます500シングルを堪能できるように
なりました
今日は カルディナの走行距離のチェックを
忘れていました
ジェットも相変わらず手付かずなので
バイクの話を少し
私の愛車(バイク)は ヤマハXT500の1979年式です
今から 29年前に販売されていたバイクです
XT500は SR500/400のベースになったバイクです
空冷4サイクル単機筒のオフロードモデルで 当時国内
最大排気量のオフロードモデルでした
後にXT500のロードモデルを 熱望するユーザーの声
を 反映しパワートレインを流用した SRシリーズが
販売され 今に至るまでの大ヒットモデルになりました
色々なヒストリー 武勇伝のあるXT500のことは
ご存知のかたも 結構居ると思いますので つたない
うんちくは この辺で
高校生のころ 原付で通学途中(当時原付の通学はOKでした)
信号待ちをしていたら 隣にオレンジ色のXT500が並んでき
ました 青信号で 走り出したXTは ダッ、ダッ、ダッ、と
独特の歯切れの良い排気音で 大して回転も上げずに
ローで交差点を渡りきり あっという間に 走り去ってしまいました
強烈な印象が残りました 何時かは自分も乗ってみたい
と 常々思って居ましたが なかなか機会に恵まれず
長い年月がたちました
2000年のある日ひょんな出会いで 思い続けていた
XT500を 手に入れることが出来ました
入手の経緯は 長くなるので また何時か
お話します
最初の2年間はノーマルで 乗っていましたが
マフラーから 始めて 少しずつ改造していきました
今は フロント周りを SRのものに取り替えて
電装も 12V化しました(車検対応の為)
ノーマルも良かったのですが 部品の入手が困難な
為 SRの部品を流用して 改造しています でも
その気になれば何時でも ノーマルに戻せるよう
改造は すべてボルトオンにこだわっています
で 今はこんな感じです
2~3年前に 電装品を改造しているときに 撮った写真です
今日仕事でしたが 待ち人来ずで
午前中は だらだら ブログのデザインを
いじってました
夕方から 時間が出来たので フードのサンディング
を しました
上面は比較的 早く仕上がったのですが
作業前から 予想していたとおり
フード 前側の くぼみ部分に てこずりました
ダブルアクションが使えない為 すべて手作業に
なりました 場所によっては 3プライぐらい
削らなくては ならず 右手の指先が まだ
ジンジンします
作業が終わってから 角型の オビタルサンダー
を 持っていたことを思い出しました
悲しい、、、、、
でも まあ苦労した甲斐があって ラインも
そこそこ きれいに出せました
この時点で 灯油のことを思い出して
作業終了
SHOを少し 見てきました
といってもエンジンだけですけど
私 ヤマハには 少し縁がありまして
このような機会が 時々あります
私自身は この手のジェットには
あまり興味はないのですが
興味をお持ちのかた 結構多いと思いますので
少し取り上げてみます
画像はエンジン正面から見たところです
スーパーチャージャーのコンプレッサー
が 真正面についてます
一見ターボのような形をしていますが
コンプレッサーの羽の対角には 駆動
用のギヤが付いてます
コンプレッサー自体は かなり大型ですが
手に持ってみると 結構 軽いです
構造が とてもシンプルで 信頼性は高そうです
最大約 90000RPMで回転するそうです
(エンジン回転の約10倍) 構造がシンプルな所は
個人的には 大変好感が持てます
この角度から見ると まさにターボチャージャーですね
コンプレッサーを取り外すのは この状態では
いたって簡単でした
今回ヤマハでは 遠心式の スーパーチャージャー
を採用しています カワサキはルーツ式でしたよね
ヤマハが採用した理由は 軽量コンパクト低ノイズで信頼性が
高いからだそうです 確かにルーツ式のコンプレッサーは
いかにも付属機器という感じがしますが
SHOのコンプレッサーは一体感があり スリムなイメージです
裏は こんな感じです タービンフィンの変わりに
ギヤが付いてます
ギヤドライブは クランクに付いているドライブギヤ
アイドルギヤ(大小) コンプレッサーのドリブンギヤで
2段階で増速し ドライブギヤにはワンウェイクラッチが
付いて 急なエンジン停止から コンプレッサー破損を
防いでいます
他にもトピックスは沢山ありますが 差しさわりが無い程度で
やめておきます
性能面では ヤマハ曰く 今回はハルも 新素材(ナノエクセル)の
採用で 25%の軽量化が図られ 加速性能 運動性能では他社を
上回る性能とのことです 最高速度に関しては特に意識してない感じ
でした
大排気量(1812cc)+スーパーチャージャーで210PSは
少しおとなしい感じがします 余裕を持って あらゆる部分で
トップクラスの性能を備えています という感じでした
私には縁が無いジェットですが 機会があれば
一度乗ってみたいものですね
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